2017年11月8日水曜日

10/29 FINLANDS@FEVER

FINLANDSという女性2人組バンドをご存知でしょうか?
最近の女性2人組バンドといえば、yonigeとかになると思うんだけど
個人的にはyonigeよりもっと毒々しい、メロディセンスが秀逸だなと思っている。

名前は聴いていて(2年くらい前にゲス川谷絵音がツイッターで良いって言ってた)
タワレコの視聴器でたまたま見つけて聴いた瞬間、
イントロで完全に持っていかれて、歌声に心奪われてそのままレジへ向かいました。

余談だけど確かその時一緒に購入したのは環ROYとTigers Jaw、トロイモアだった。
ジャンルばらばらだな。

前作の『Paper』も聴いていたんだけど正直ここまでではなくて、
ただ今作の『LOVE』は全てが凄いと思った。
捨て曲ナシ。という言い方は好きじゃないんだけど本当にそう。
今の所2017年間ベスト10に入っているレベル。

普段から日本人女性ボーカルって全然聴かないし、むしろ苦手で、
さらにこういうザ邦楽ロック(ロキノン系?)なんか全然聴かないんだけど
クリープハイプやChara、かつてハマったGOGO 7188みたいなルーツを感じる彼女たちの音楽に捕まってしまった。

というわけで念願の初生FINLANDSライブへ。
アルバム『LOVE』ツアーファイナル。

過去の曲も沢山やって、
演奏は不安定未完成な部分も多かったんだけど
Vo塩入冬湖(素敵な名前)の歌声のブレない感じがすごい。

あれだけ特徴的で高い声を出しながら2時間まるまるちゃんとアルバムで聴いた通りの歌声でライブが出来るのは素晴らしいなと思った。

バンドである以上、ライブは演奏大事だと思うんだけど
邦楽ロックバンドでメッセージを伝えるようなバンドは
なによりも歌声って大事だなとすごい感じたの。

CDで聴いてていいなって思っても
ライブ聞いたらクッソヘタだったみたいなインディーズバンド山ほど見てきて
メジャーとインディーズ、売れる売れない、良い悪いの
判断基準というかボーダーって「歌」は大きな部分になるなとここ数年ですごく感じた。

ヴォーカルがある以上結局音楽も、メインで聴いているのは歌だから。

そういう部分ではFINLANDSすごかった。

今後もっともっと大きなステージで観たい。
FEVERパンパンなのと、2人が小さくて全然ステージ見えなかったから。笑

次回作がどうなるのかとても楽しみです。

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